ちょっと頑張ってみました。

久々の更新なのでちょっと頑張ってみたよー。
近所に「ららぽーと」が出来、歩いて劇場に行けるようになったせいか(シネコンが併設されている)オープン記念期間中のディスカウント価格も相まって、ここのところ頻繁に嫁と映画を観にいっている。で、最近観た作品の感想なんか書いちゃうかなと・・・

-無理してCG使うなよ(苦笑)-
【どろろ】

 言わずと知れた手塚治虫先生の同名コミックの映画化。最初のニュースで飛び込んできたときは、すごく期待してたんだけど、全貌が明らかになるに連れて、俺のなかで期待が「嫌な予感」に変わっていき、結果その通りになっちゃった非常に残念な作品。アクション監督が程小東(チン・シウトン)なのになぁ。
あー、もったいない。
・・・「デビルマン」よりは観れました。と、言ってもつまらないことには変わりないんだけどな。三部構成であと二本作るようですが、作らなくていいです。金の無駄使いです。手塚先生に謝りましょう。はい次。

-ロックな花魁ストーリー-
【さくらん】

 本作が映画デビュー作となる写真家の蜷川実花が、漫画家・安野モヨコの同名コミックを映画化したもの。
これは嫁のリクエストで行きました。本作を含めて、原作者の庵野モヨコのコミックは読んだ事がありませんでした。作品のタイトルはよく耳にしますが、自分には縁が無かったのか何も読まなかったのね。映画を見る前に前知識としてコミックを読もうかとも思ったんだけど、余計な先入観が入ってしまうのも嫌なので、読まずに鑑賞しました。
 うん、初監督作品としては良くできてる。
途中でぐだぐだになるかと思ったんだけど、最後まで観ちゃった(笑)
写真家らしく色の使い方が独特で、花魁の華やかな世界観にはマッチしてる。
キーカラー(だと思う)の朱(赤)色もキレイに出ていて良かったです。金魚が綺麗。
土屋アンナ扮する主人公の脇を固める女優(俳優)陣の演技が上手く、特に菅野美穂と木村佳乃扮するタイプの違う二人の花魁が主人公より輝いてたなぁと(私見ですよ)思ったですよ。でも正直、土屋アンナの演技はいただけないなぁ。この娘(コ)って演技上手いの?
 蜷川実花というと、「お姉チャンバラ」を思い出すのは俺がヲタクだからですか?そうですか。あ、今度原作読んでみます。

-おとな版鬼太郎、癒しの旅-
【蟲師】

 漫画家・漆原友紀の同名コミックの映画化(また漫画(笑))監督はこれまた漫画家の大友克洋。と、言っても最近は漫画家というよりは監督業のほうが盛んですな。原作自体の世界観や臭いは自分の好みとするところなので、熟読まではいかないが原作もチョコチョコ読んでいた。ちなみにこの映画は僕のリクエストで観に行ったですよ。
舞台設定は100年前の日本(電気が通っている描写がある)。世に怪異をもたらす「蟲」を鎮める「蟲師」の物語りで、映画化に伴い時代設定を近代にしているが、原作だと江戸末期から明治初期ぐらいかと思われますな。で、そんな蟲師のひとり、ギンコは、蟲を引き寄せてしまう特異体質のため、一定の場所に留まる事が出来ず、蟲を鎮めるため放浪の旅をしています。旅先の宿で角がはえた少女を癒し、さらに蟲に取り付かれ、文字で蟲を封じる美しい娘、淡幽に会うため、彼女の屋敷を訪ねる。だが、ある事件をきっかけに、ギンコ自身が蟲に冒されてしまう・・・。あらすじはこんな感じ。
この映画、ギンコの現在と過去、二つの時間軸で構成されていて、過去の時間軸では江角マキコ演じる女蟲師「ぬい」にスポットが当っていて、彼女がもうひとりの主人公と言ってもいいのではないでしょうか。
そして物語りがクライマックスに近付くにつれて、この二つの時間軸が一つに集約されていく訳ですが・・・ラストの締めが緩くね?惜しいよカントク。
でもそれ以外は楽しめました。役者も上手いし(江角マキコの怪演がちょっと浮いてたケド)絵の作りも丁寧、蟲の表現の仕方も良かった。オダギリジョーはこういう飄々とした役、上手いよな(後に観た「東京タワー」で彼の実力に感心するわけですが)あ、あと淡幽(蒼井優)カワユスw。

-ドタバタSFチャンバラコメディ-
【大帝の剣】

 小説家・夢枕貘の同名小説の映画化。監督は「TRICK」の堤幸彦。
えーと、この原作凄く好きなんだよねー。昔、角川の「野生時代」に連載していた原作者初(多分)の剣豪伝奇小説で、その当時ワクワクしながら読んでたんだ。活字で描写される万源九郎(よろずげんくろう)の豪快な立ち居振る舞いから、人間離れした宮本武蔵の怪物的な強さにシビれたもんだ・・・
・・・が、そんな血湧き肉踊り、死臭漂う(笑)バイオレンスなストーリーは形(なり)を潜め、お気楽軽薄ドタバタコメディーになってました。嗚呼(泣)
 あ、まあいいんですよ。監督が堤幸彦の時点でなんとなく予想はしてたんだ。うん。
源九郎役は阿部ちゃんだし、長谷川京子演じる舞なんて、ほんとは最初 "仲間由紀恵" にオファーして断られたんじゃね?なんて邪推しちゃったりする訳ですよ。マジで。
 役者も阿部ちゃん含めてキャスティングミスだったような気がするなぁ。背丈だけじゃダメなんだよ、源九郎はさぁ。貘キャラって、源九郎や九十九乱造、丹波文七なんかもそうだけど「デカい」「山のよう」なイメージがあるんだよね。背丈があっても厚みがないとなぁ、でもそうなるとプロレスラーなんて結構向いてたりしてな(笑)野武士役で出てた"船木誠勝"の方が合ってるような気がするぞ(苦笑)
 出演者の中で唯一光ってたのは"竹内力"と"遠藤憲一"でした。怪演というか狂演というか、もう素晴らしすぎ。カオルちゃんサイコー(笑)

-作り手の目論みにまんまとハマる(褒め言葉)-
【東京タワー オカンとボクと、時々、オトン】

 むう、ズルいなコレ。
嫁と付き合うようになってから、邦画を観ることが多くなり(あ、上にあげた作品も全部邦画だ)ここ最近、邦画の良さを再認識しちゃってる訳ですよ。よくよく考えてみると、自分のテリトリーって"B級SF"とか"ホラー"とか"スプラッター"とか・・・まあ、そんなモノばっかり観てたんだな(コッチの方も追々日記にアップしていこうと思ってマス)
 で、「東京タワー」ですが、リリー・フランキーのベストセラー自伝小説の映画化。
原作は読んでません。おおまかなストーリーは、共演者のスキャンダルで当時何かと話題だった(笑)"大泉洋" 主演のスペシャルドラマから、その後の "速水もこみち" 主演の週ドラと両方観てたので知ってました。なので、今回は各作品の違いや演出等比較しながら観れました。作品の格付けは、1位映画、2位スペシャルドラマ、3位週ドラ。こんな感じ。
 まあ、当然作品に賭ける予算もそうなんだけど、やっぱり脚本がよかった。さすが "松尾スズキ"。この人の主催する劇団「大人計画」の舞台は幾つか観にいったことがあるんだけど、どちらかというと、舞台ではブラックというか、精神的にイタい話が多いので、こんな脚本(ななし)も書けるんだと、ちょっと「目からウロコ」。クドカン(あ、この人も「大人計画」だ)とかもそうだけど、演劇出身の脚本家ってひと味違うなぁ。
 次に役者。"樹木希林" のオカンは他の2作から比べて突出してた。上手いなぁ、凄いなぁ。若い頃のオカン役の"内田也哉子"(樹木希林の実娘)もいい味出してた。この人の演技は初めて観たけど、自然体で老年期の"樹木希林" とのシフトも全く違和感がなかった(親娘だから当たり前だが)そして主演の "オダギリジョー" 最初このキャスティングを見たとき「ちょっとカッコよすぎないか」と思ったが、どうしてどうして、主役3人(大泉、速水、オダギリ)のなかで、いちばんハマってた。嫁も言ってたけど、何度かリリー・フランキーとイメージがダブったもんなー。オダギリすげーなー。今度「ゆれる」も観てみよう。
 オトン役の小林薫はじめ、脇を固める役者や、カメオ出演の人たちもいい味だしてて良かった。
あ、恋人役の "松たかこ" だけいまいちピンときませんでした。「別にこの人じゃなくてもいいんじゃね?」と思ったりして(苦笑)

ひたすらに注ぐ子供への「無償の愛」。
歳は関係無いんだよね、何年たっても「親子は親子」。
恋人とも夫婦とも違う深い絆がそこにはあるんだなぁ。

こういう作品で素直に感動してる自分にビックリだw。(もう歳かなぁ)
いい映画でした。

【追記】

 うえに上げた作品、全部原作モノです。「東京タワー」など良作として出来上がったものは原作者も製作サイドも、そしてお客も幸せになるけど、失敗した時は目も当てられないよね。原作モノには元々の原作ファンも観に来る訳だし、本が売れてるからといって安易に映画化っていうのもどうかと思うよ。製作サイドも、もっと慎重になって欲しいです。

ま、今回は5作品中3本は面白かったので、打率的には高打率(笑)

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Mクシ出張版第弐号

久々の更新です。
別館で「結婚ネタ(式場探し)を書くよと」予告したんだけど、あれからだいぶん時間が経ってしまったのと、何を今更という感が強いので、とりあえず別ネタで・・・

だってメンドクサイんだもん(‾^‾)


と、言う訳で、「スーパーマンリターンズ」嫁と観てきましたー。

旧作(クリストファー・リーブ主演)のファンにはたまらない演出満載の映画でしたねー。今作は旧作の「スーパーマンII・冒険編」のスピリットを 受け継いだ感のある演出と、絵の作りでところどころにニヤリとさせるシーンがあったり、テーマ曲もジョン・ウイリアムスが書いたおなじみの曲を使っていて (静かなイントロからメインテーマにさしかかる所で「S」のマークが画面下からせり上がって来たときにはちょっと涙腺が緩みましたとも、ええ。)さすがブ ライアン・シンガー、解ってらっしゃる。
今回スーパーマン役に大抜擢されたブランドン・ラウス(ルース?)も、いい感じに現代風の悩めるスーパーマンを演じていて、好感触でした。これ ならクリストファー・リーブのイメージも払拭できるんじゃないでしょうか?レックス・ルーサーを演じた(旧作はジーン・ハックマン)名優ケビン・スペイ シーの好演も光ってました。
あ、そういえばロイスの婚約者役のジェームス・マースデンは「X-MEN」のサイクロップス役でしたね。「X-MEN」とスーパーマン、新旧超人対決といった図式ですな。

旧作を観ていない嫁にはちょっと「?」な感はあったけど、それなりに楽しんでいるようでした。今度旧作のDVDでも見せるかな。

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「ガッチャマンの唄」知ってますか?

と、いう訳で、「かもめ食堂」観てきました。
最近邦画続きな感じですが(このまえは「立ち食い師列伝」でした。)
いいよね、邦画。
最近観たいと思う作品が増えてきて大変喜ばしいことです。
日本の映画業界も捨てたモンじゃないですな(偉そうですか?そうですか。)

話しは戻って、「かもめ食堂」ですが・・・

非常に面白かったです。

イヤ、ホント。マジで。

夏のある日、
北欧の国、「フィンランド」の首都「ヘルシンキ」の街角にある
「かもめ食堂」という小さな食堂。
そこの女主人「サチエ(小林聡美)」は、
くる日もくる日も誰も来ない店で食器をピカピカに磨き、
いつか来る客を待ちながら、何か焦るわけでもなくノンビリと日々を過ごしていた。
そんなある日、日本かぶれの青年が入店してきて・・・。

導入部はこんな感じでストーリーはゆったりと進んでいきます。

もうね、いいんですよ。空気感というか、物語りの持つ肌触りというか・・・
出演している役者もみんないい感じで脱力してるっていうか
フィンランドの「お国柄」なんですかね、みんな"ユル〜く"生きてるの。
それがスクリーンを通してこれまた"ユル〜く"伝わってきて
なんとも心地よい感じで、なんか幸せな感じになれるのよ。
「かもめ食堂」にひとり、またひとりと集まってくる人たちが
また"イイ味"出しててね(笑)

ストーリー自体もなにか凄い事件や出来事がある訳じゃなく
日々の生活や、ちょっと可笑しくてシュールな出来事の積み重ねで進み
「コレ」といったヤマ場もなくそのままフェイドアウトしてくんだけど
それが全然不快じゃないんだな。

そんな映画でした。

・・・これもDVD出たら買わなくちゃ。

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ステルス

公開終了間近なので、川崎のチッタまで急いで観に行った。
劇場予告やテレビスポットからB級臭プンプンで、かなり気になってたのだ。
はい、期待通りの出来でした。
「ファイヤーフォックス」とか「ブルーサンダー」とか「エアウルフ」とか
「ブラックライダー」とか・・・まあそんなのが好きな人にはたまらんでしょうな。
突っ込み所満載で「コーラ片手にポップコーン食べながら」観るにはちょうど良い。
あ、褒めてるのよコレ。

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